通販事業を行う上で、非常に大きい経費になってくるのが送料。

まさか、真面目に正規運賃で経営されている方は、いないと思いますが…もし、いたら早速交渉しましょう!この交渉は、個人・法人関係なく可能です。

まずは、物流各社に関して、見ていきましょう

ちなみに、宅急便はヤマト運輸が提供する宅配便サービスの商標です。なので、佐川急便などは、宅配便と言っています。余談ですが。

基本的には、皆さんがよく利用する、宅配便、メール便、その他という3つに分けて説明していきたいと思います。

その前に、各種料金交渉の際に、よく聞かれるのが、「月間何個位の実績があれば交渉できますか?」という疑問。

これですが、多いに越したことはないんですが、一概に何個以上ならという指標はありません。

というのも、物流会社の方針や状況によるのと、さらにその物流会社の担当や担当局の状況などにも、左右されます。

少なくても他者に負けまいと熱心に営業するところもあれば、現状維持でいいやという消極的なところもありますので、あなたの担当するところの状況次第です。これは、会社による方針もありますが、担当するところの状況に非常に左右されます。

さすがに、月間数個レベルですというのは、なかなか交渉がしづらいのはありますが、100個程度でも話はできます。

ここで、重要になってくるのが、会社問わず、担当との人間関係です。え、めんどくさっと思うかもしれませんが、その担当がいかに動いてくれるかが非常に重要になってきます。

佐川、ヤマトに関しては集配に来る配達員が営業窓口を兼ねる場合が多いので、なるべく良い印象を持たせる事が非常に重要です。また、特に個人の方ですが、玄関に荷物を積んでおくなど、荷物出すんだぞオーラを出しておきましょう。熱心な配達員であれば、向こうから営業される事もあります。

郵便局に関しては、組織が縦割りの為、配達担当と営業担当は別の場合が多いです。

これは、送料交渉に限らずですが、交渉の際の非常に重要なポイントを言います。

「ビックマウスで行きましょう!」

大ぼらふきがいいのではなくて、交渉の際は、未来の期待値を交渉の武器にします。これから、はじめる方などは、現状何もないと思いますが、諦めないで下さい。

「今は、少ないけど、半年後には月間1000個位を目指して事業を進めていきます。担当さんの営業成績にも貢献できるように頑張ります」

まずは、相手にこの人ならと相手の自分への未来の期待値を高めます。さらに、相手のメリットを言いましょう。熱意を持って!

大事なのでもう一度。熱意を持って言いましょう!

これは、今後事業を推し進める上で、使えるテクニックというか、原理原則なので、是非、活用して見て下さい。

偉大な企業家はみんな大ぼらふきかつ熱意かあります。スティーブ・ジョブズや、ソフトバンクの孫さんとか。

とはいえ、そんなんできないよ…という方もいますので、一通りの後に、とっておきの交渉方法を公開します。これは、非常に簡単です。熱意不要です。
では、各社の各サービス状況を見比べていきましょう。

宅配便

まず、宅配便ですが、概ねダンボール160cmサイズまでの配送に使うサービスです。説明は不要だと思いますが、ほとんどの人でメインになってきます。

これは、基本5社になります。

配送会社サービスレベル料金
ヤマト運輸
佐川急便
日本郵便
西濃運輸
エコ配

※独断と偏見によるものです。

ヤマト運輸

送料交渉は可能ですが、社の方針として昔のような価格競争を良しとせず、直接の交渉で安い値段を引き出すのは、難しい現状です。
既存顧客に関しても、燃料費高騰などの理由もあり、昨年より送料見直し(値上げ)が行われています。
※但し、現在は、燃料費に関しては下がっているはずなので、今後の動向が気にあるタイミングです。
サービスレベルは、やはりトップレベルです。営業所の多さ、配達人員の多さ。郵便局も負けていませんが、やはりそこは元官と、民間の違いかなと思います。
交渉窓口は、配達員もしくは、担当のセンター長か役職者になります。ヤマト運輸は営業所の担当エリアが他の会社に比べて小さいので、割とこまめに訪問してきます。

佐川急便

送料交渉は可能で、一昔前は、一番安い価格が引き出しやすいのが佐川急便でした。しかし、現在は、ヤマト運輸同様、若干渋くなっている印象です。
また、ヤマト運輸同様、昨年より既存顧客に対して、送料見直し(値上げ)が行われています。かくいう私の会社にも、わざわざスーツの役職者が出てきて交渉に参りました。追い返しましたが。
サービスレベルは、特に問題があるわけではないですが、ヤマト運輸・郵便局に比べて劣る印象があります。
交渉窓口は、佐川の場合は、配達員になります。配達に来る方が営業窓口を兼務してますので、その方に、相談し見積もりをもらって、OKなら、佐川側の社内で通します。ですので、佐川の場合は、配達員との関係性が一番重要です。さらに、昔ほどではなくなったようですが、営業兼務ですので、担当の営業成績=給与に深く関与します。ただ、深刻な人員不足かつ、歩合の減少などもあり、担当が営業に熱心じゃない場合もありますので、注意が必要です。

日本郵便

交渉は可能ですが、日本郵便は、担当局の状況に非常に左右されます。本当に、やる気のない局と、やる気のある局の差が顕著です。日本郵便に関しては、燃料費の高騰などよりも、なにせその局次第です。局は住んでる地域で決められてるので、渋い局にあたったら引っ越すしかないです。
ヤマト運輸、佐川急便のような送料見直しは聞いたことがないです。元官ですから、そういった事はやらないでしょう。
サービスレベルは、まったく問題なくトラブルも少ないですので、安心して使えるでしょう。
交渉窓口ですが、配達員とは全く別のケースが多いです。交渉をする場合は、直接担当局に送料などの営業担当がいますので、その方へ連絡をしましょう。配達員に言っても、そちらへ連絡してくれと言われる場合が多いです。
日本郵便はやはり民間になったとはいえ、元官です。佐川のように歩合もないし、熱心かどうかは、その営業担当次第です。

西濃運輸

交渉可能です。特に、大きい荷物は西濃運輸が一番安くなるケースが多いです。
ただし、世で言われる西濃クオリティーというんがあって、BtoCで使うには少し難ありです。サービスレベルも、正直低いと言わざるおえません。営業所が電話出ないとか。一時期、私も使った事がありますが、何故か西濃へのクレームがこちらへ来るなんて事もありました。
もともと、BtoB 企業間輸送を得意とする会社ですから、仕方がないところもあります。なので、卸取引や、FBA出荷で割と大きい荷物の場合に使うといいと思います。
家具など大きい商材を扱う方は、サービスレベルどうこうじゃなく、西濃運輸になります。というか、一番結果として安いケースが多いです。

エコ配

噂はさだかではないですが、佐川急便の給与改変により元佐川急便のお偉いさんなどが、最近転職してるようです。エコ配も、交渉可能です。
サービスレベルは、特に問題があるわけではありませんが、まだこれからといったところでしょうか。
配達地域が、
東京、名古屋、大阪、京都、神戸の一部地域のみですので、エコ配単体では使えません。他の宅配便と併用して、使い企業が最近増えています。ただ、使い分ける手間もあるので、使うメリットが見出せれば使うといいでしょう。
配達エリア
http://www.ecohai.co.jp/area/
営業担当がいますので、最寄の営業所に連絡してみて下さい。

メール便

メール便といえばヤマト運輸のメール便ですが、3月31日を持って廃止となりました。おそらく、かなりの方が利用されていたのではないかと思います。
http://www.kuronekoyamato.co.jp/mail-haishi/

4月1日以降も、法人に関しては、同様のサービスを継続との事で、まだ個人でやられている方が困るわけですが、本件に関しては、詳しい情報が分かり次第共有させて頂きます。

余談ですが、メール便は、通常料金1cmまで82円、2cmまで164円が通常料金ですが、数量があれば、2cmまで82円以下での交渉が可能でした。

代替のサービスとしては、以下になります。

日本郵便 定形郵便・定形外郵便
http://www.post.japanpost.jp/service/standard/one_size.html

日本郵便 ゆうメール
http://www.post.japanpost.jp/service/yu_mail/index.html

日本郵便 ゆうパケット
http://www.post.japanpost.jp/service/yu_packet/index.html

日本郵便 ポスパケット
http://www.post.japanpost.jp/service/pospa/index.html

佐川急便 飛脚ゆうメール便
http://www.sagawa-exp.co.jp/service/y-mail/

佐川急便 飛脚メール便
http://www.sagawa-exp.co.jp/service/h-mail/
日本郵便 定形郵便・定形外郵便に関しては、送料交渉が厳しいかもしれませんが、その他は、基本的に交渉可能ですので、是非、チャレンジしてみて下さい。

各サービス一長一短ですので、ご自身の取り扱う商品に合わせて最適な配送方法を選びましょう。

とっておきの送料交渉術

イプシロンゆうパックというサービスはご存知でしょうか?
料金表がこちらです
http://www.epsilon.jp/service/jp_price.html

東京から、60サイズであれば、東京400円、関西420円、北海道・九州でも600円で送れます。
東京から、160サイズでも、関東圏720円です。
昔は、もう少し安かったのですが、燃料費高等により値上げになりました。

こちらのサービスは、イプシロンという決済サービス(クレジットなど)の利用者向けのサービスになります。

決済サービスの導入が必要ではありません。申込みのみでOKです。但し、月額費用が多少かかってきます。個人・法人で異なりますが、数百円~3000円程度。

ある程度、量があって、現状の料金よりも安くなるようでしたら、非常にお得なサービスですので、お問い合わせをしてみて下さい。
とっておきの交渉方法ですが、簡単です。

このイプシロンゆうパックの料金表を元に交渉しましょう。

どこの配送会社の見積もりかは伏せておいて、各社に渡し相見積もりを取ります。
特に、熱意も交渉も不要です。未来への期待値は高めておいたほうが有利ですが。

出てきた見積もりが安ければそちらを契約すればOKですし、高ければ、イプシロンゆうパックの利用を検討してみて下さい。

私の経験上ですが、現在、この価格よりも下げるのは難しく感じます。ただ、無理ではないので、トライしてみて下さい。

是非、安くなったら教えて下さいね。よろしくお願いします。